失敗しない整骨院自費移行方法

整骨院の自費移行を失敗せずに進めるためには、まず最初にどのように移行していくのか決めていくことが必要です。計画を立てろよっちゅう話。

計画を立てて、それぞれやるべきことをやっていけば、仮に時間はかかったとしても、整骨院の自由診療を増やすことはできます。

実際の事例についてはこちらの記事を参考に
⇒ 整骨院の自費移行|成功事例と具体的施策

 

整骨院自費移行のふたつの方法

接骨院の自費移行は大きくわけて二つの方法があります。いっきに完全自費にしてしまう方法と、徐々に自費割合を増やしていき、最終的に自費治療院と生まれ変わる方法。

ここではわかりやすいように、ゴールを完全自費治療院に定めていますが、もちろん完全自費でもなくても特に大きな違いはありません。

 

いっきに自費移行する方法は、言葉どおりそのまんまです。
例えば、成功事例の1番目の先生などはこれにあたります。

ほぼ100%保険診療だった整骨院をやめて、わざわざ場所まで移転してゼロから完全自費治療院を開業したケース。これはケースとしては少ないかもしれません。

移転まではしないとしても、移行期間などを設けずに、ガラっと一気に整骨院のシステムを変えてしまうやり方です。

もうひとつは、徐々に自費割合を増やしていくケースです。
多くの整骨院はこのケースを選択されることが多いです。

これら二つの方法に、優劣はありません。それぞれに一長一短ありますので、そちらについて次の章で解説していきます。

 

いっきに自費移行するメリット・デメリット

まずはいっきに移行させることのメリットとはなにか?

  • 来院された患者さんはすべて自費なのでわかりやすい
  • 保険と自費の施術時間の違いなどが生まれず、予約を組みやすい
  • 逃げ道がないので覚悟が決まる
  • 整体院などにしてしまえば、法的な制約も緩和される

メリットはわかりやすい、やりやすいに尽きます。
同時に保険と自費二つのことを考える必要がないので、集中できるのです。

これって文章にして書くとたいしたメリットとして感じられませんが、実際に自費移行に挑戦した人であれば、このメリットはけっこう大きなものだとわかると思います。

なぜならほとんどの場合、保険と自費では1人の患者さんにかかれる時間は違います。また、単価がちがうので、来院される患者さんの層も違ってきます。これは大げさにいうと、ひとつの店舗でことなる二つのモノやサービスを別々に売っているようなものなのです。

 

では、デメリットはなにかというと

  • 既存患者さんがいっきにいなくなる
  • それまでの整骨院経営と同じやり方が通用しない
  • 値段に対するブロックがかかる
  • 新規の患者さんが集めにくい
  • リピートしてもらいにくい

これはゼロからの出発になるので、すべてを最初から構築していく必要があることがデメリットになります。「同じ治療院なんだから同じだろう」なんて考えだと、失敗してしまうことが本当に多いのです。

確かに本質的なところは同じでしょう。これは整骨院など治療院に限らず、モノやサービスを売ることすべての本質は同じともいえます。でも、やっぱり実際に経営していくとなれば、保険治療と自費治療では大きく異なってくるんです。

 

例えば、保険が効く整骨院では、多くの場合、近いから安いからという理由で集客・集患が可能です。立地を生かした集客がやりやすいということ。

でも完全自費にした場合、これはやりにくくなります。ただ立地のいい場所にあるだけではダメなんですね。しっかりこちらから仕掛けて集めていくことがほとんどの場合必要になります。

また、リピートに関しても保険の場合とは同じようにはいきません。
まず施術者であるあなたのマインドも変える必要があるし、その他の問診や説明の方法なども多くの場合変える必要があります。(本来であればそれもおかしな話なのですが)

で、それらの問題でもたついている間をつないでくれるはずの既存患者さんは、いきなり自費にすることで来なくっている状態に。

これがいっきに整骨院を自費移行するメリットとデメリットです。

 

徐々に自費移行するメリット・デメリット

次に徐々に自費割合をあげていくことのメリットです

  • 既存の患者さんを残しながらなのでリスクが少ない
  • いっきに変えないので学びながらゆっくり対応していける
  • 新規の患者さんを集めやすい
  • 一部自費だと導入しやすく売りやすい

※最後の一部自費については自費移行とはいえないので、根本的なメリットではないかもしれません。

メリットはリスクが少ないことです。自費を導入しながらなので、自費の特性や違いなども勉強しながら徐々に対応能力をあげていくこともできます。

そして新規も保険治療にかんしてはこれまで通り集めやすい状況にあるので、そこから自費を受けてもらえる患者さんを選別することも可能です。

 

では、反対にデメリットはというと

  • 保険と自費が混在するので運営しにくい
  • 法的な問題にも気を遣う必要がある
  • スピードが遅い
  • 一部自費などであれば本当の自費移行にはならない

さきほど、一気に自費移行するメリットでお伝えしたように、保険と自費を混在させることはとてもやりにくいものです。施術時間が違えば予約の取り方も難しい。値段も大きく違うでしょうから、患者さんへの説明もいろいろとややこしい。

それならば受け入れてくれやすい、保険+自費治療といったような、一部自費する方法ももちろんあります。これは売り上げ面を考えれば、もっとも簡単でお手軽な方法なのですが、自費移行という尺度で考えれば、保険ありきのこのやり方は自費移行とはいえません。

また法的な部分でもしっかり守るといろいろと運用はややこしいです。
⇒ 整骨院で整体など民間療法をするのは違法か?

 

失敗しない整骨院の自費移行方法まとめ

失敗しない方法と書いておきながら、答えはありません。
今回記事に書いたふたつの方法、どちらも正解不正解はありません。

僕は同時に二つのことをするのが苦手なので、僕ならいっきに自費移行させる方法を選ぶと思います。でも、これもリスクを考えると、あるていど資金的な条件も必要になります。

今回それぞれのメリット・デメリットを紹介した理由は、そこを事前に認識したうえで取り組まないと、失敗してしまう確率が上がってしまうからです。

失敗するからやめておけという意味ではなく、ちゃんと事前に用意しようね。という意味ですから、成功しなさそうだからやめておこう。なんて方向には進まないでくださいね

 

整骨院・接骨院集客経営コンサルタント、加藤

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