整骨院のスタッフ教育で成功するために伝えるべきこと

整骨院経営で成功されている方は、スタッフ教育ができています。

よくスタッフに恵まれていない。いい人材が集まらない。
という先生もいますが、半分以上は、スタッフのせいではありません。
院長のせいであることが往々にしてあるんですね。

院長のせいといってしまうと、人間的にダメだとか
嫌なやつなんじゃないかとかを想像してしまいがちですが、そうではありません。

整骨院の院長として、どこを向いているのか。ここが大事になってきます。

スタッフとどう接するのか、どういったマニュアルを作るのか
といったことももちろん大事ですが、もっと芯の部分になります。

 

海賊王に俺はなる

漫画の話で申しわけないのですが、ワンピースという漫画の主人公のセリフに
「海賊王に俺はなる」というものがあります。

これがまさしく、どこを向いているかになります。

このワンピースに登場する主人公は、万能な人ではありません
でもどうなりたいのか、どうあるべきか、ここはしっかりと持っているのです

極端な話、リーダーはこれだけでもいいのかもしれません。
最終的なゴールであったり、在り方というものを提示すればいいわけです。

 

そうなると、スタッフはそうなるには、そうあるには、どうすればいいのかを考えればいいので
あとは本人に任せることも可能です。

実際のところ、整骨院でスタッフがそこまで思い通りに動いてくれるのか
といえばなかなかむずかしい部分はあると思いますが
少なくとも、この目指すべきところ、あるべきところを示さないリーダーの下で
精力的に動くことができる人はなかなかいません。

 

東京に行きたいなら東京に行きたいと言え

現在あなたが大阪にいるとします。
そしてあなたは東京に行こうとしている。
つまり目的は東京に行くこと。

これをスタッフに告げずにいるとどうなりますか?
あるスタッフは福岡にいくかもしれないし、高知に行くかもしれません。
もちろんあなたはストレスを感じるでしょう、なんたって東京に行きたいから

でもスタッフからすれば、別段悪気はありません。
だって東京に行きたいなんて知らないわけですから

じゃあこの場合、誰が悪いのといえば
それをちゃんと伝えていない整骨院の院長です

伝えることさえしていれば、福岡に行ったスタッフは
誰よりも早く、うまく東京に行ったかもしれません
こうなった場合、それはスタッフのせいではないのです。

 

細かく指定するか否か

では、東京に行くぞ!という指示を出した場合、
それ以外の細かい指示は出したほうがいいのかどうかです。

例えば、できるだけ早く東京に行け。と
できるだけ安く東京に行け。では、移動手段は違ってくるはず。
東京というゴールは同じでも、過程は違ってくるのです。

 

この細かい指定というのは、院長の考え方によります。
指定するほうがいいのか、悪いのかどちらがいいとはいえません。

例えば、10時15分新大阪発ののぞみに乗って東京に行く。でもいいし
東京に行く。手段はまかせる。でもいいわけです。

前者は、マニュアルどおりにスタッフがきっりち仕事をする整骨院になるでしょう。
こういった整骨院ではマニュアルがちゃんとできていれば、
うまく回っていく可能性が高くなります。

いっぽう後者は、スタッフの考え方によってバラバラになる可能性はありますが
反面、自由裁量が与えられているので、個性豊かな整骨院になれるかもしれません。

どちらがいいとか、悪いとかはありません。
あなたがどんな整骨院にしたいかだけです

 

思っているだけではわからないから何度も伝える

整骨院の院長は、行動で示せばわかる。
と思い込んでいる人が少なくありません。

これで伝わるスタッフには伝わるでしょうが、
伝わらない人にはまったく伝わりません。

 

また、一度言えば伝わるのかというと、これもなかなかそうはいきません。
伝えたいこと、大事なことというは、何度も伝えることが大事です。

人って何度も言われると、嫌でもそれが大切なことなんだ
と理解するようになります。

 

スタッフの頑張りなくして、楽しく繁盛する整骨院経営はむずかしいです
お互いがストレスなく、頑張っていけるように、
院長であるあなたの目指すものをしっかり伝えるようにしてくださいね

 

整骨院・接骨院集客経営コンサルタント、加藤

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