整骨院の新規集客が伸び悩む一つの要因として、
見込み患者さんから見てわかりにくいということがあげられます。
人は考えるのが基本的に嫌いな生き物です。
極力考えないですむ方法を無意識のうちに探しています。
整骨院で考えさせてはダメ
たとえば、口コミサイトなんかも半分はそうです。
最近では整骨院でもエキテンなどの口コミサイトの影響を受けていますよね
本来であれば、自分でさまざまなことを調べて、
そこから総合的に判断すべきところを、それが面倒くさいから
顔も知らない赤の他人の意見をそのまま参考にしてしまうわけです。
参考ならまだいいのですが、多くはそのまんま、
それが正しい情報として認識してしまいます
口コミが多い。だからいい整骨院に違いない
と、行ったこともないのに判断してしまうんですね
なので、あなたの整骨院で発信するものすべて
「わかりやすい」かつ「考えなくていい」にすることが大事です。
接骨院など治療院のホームページなどでよくやってしまうことで、
連絡先や営業時間、料金など知りたい情報が見つけにくいということがあります。
なかなか電話番号や料金表が見つけられないんですね。
作った当事者からすれば、ここにちゃんと書いてある！
と思ってしまうのですが、それがなかなか見つけられないんですね
だから、見つけるのが下手ということを前提に作る必要があります
たとえば電話番号ならば、1ページに複数目立つように記載する。
これだけでも違ってきます。
ライバル接骨院に流れていく
料金などでも同じです。
整骨院に限らず、どの治療院のホームページでも
料金に関するページは一番と言ってもいいほど、よく見られます。
やっぱり値段ってのは気になるもんなんですね。
その気になる情報なのに、どこに書いてあるかわからないホームページがあります。
見込み患者さんからすれば、料金、どこに書いてんのよ？な状態
この状態ですでに考えています。冒頭に書いたように、人は考えるのは嫌い。
嫌いなことはしたくないので、探さないと選択を多くの人はします。
すなわち、そのホームページを離れ、ライバル接骨院のページに行く。
この料金に関しても、電話番号と同じで、ちゃんと書いている！
この「当院について」のページの真ん中あたりに書いている！
なんて言うひとも多いですが、考えてみてください。
「当院について」のページに料金が書いてあると
どれぐらいの人がすぐにわかりますか？
すぐにわかる人が7割だとすると、
残りの3割は考えないとそこにたどりつけないのです。
で、人は考えるのが嫌だから、一定数はそのページを閉じてしまう
しかも書いてあるのが、ページの真ん中の場合は
すぐにわかった7割の人まで迷わす結果になるので
実際のところはもっと多くの人を取りこぼしている状態になる。
これがわかりにくいの弊害です。
わからないとき「No」を選択する
じゃあどうすればいいのかというと、
料金をイメージできるように、ヘッダー下メニューなり、サイドメニューなりに書く
そのものずばりで、「料金について」でもなんでもいいです
あ、ここをクリックすれば料金が書いてんだな。
と、誰でもわかるものする必要があります。
そして、そこをクリックした人は料金が知りたいわけですから
すぐに料金について書く。だらだらと関係ない前置きはいらない。
それが書きたいなら、そのあとにかけばいいだけ
たったこれだけでかなりの取りこぼしを防げます
あとはその料金内容についても、わかりやすくする必要があります。
整骨院の場合は保険がからんでくるので、
負担割合などをごちゃごちゃと書きすぎてわかりにくくなりがちです。
それを見た、見込み患者さんは、で、いったいいくらかかるのよ？
と思ってしまうのです。
そこに自由診療が入ってきて、それについても併記したりすると
もうなにがなんだかわからない状態によくなります。
それに加えて、自費のメニューがやたらと多い。
なんてことになると、もう脳は拒絶状態になってしまいます。
人の脳はわからないときは「No！」を選択しますから
なので、こういった場合は、目安を書いてあげたり
余計なものを削ってしまったり
こちらからおすすめを書いてあげたりすることが大事です。
よくわからないけど、おすすめって書いてあるからこれにする
こういった選択方法をとる人はとても多いです。
これも考えるのが嫌だからそうするんですね。
例としてホームページの料金について説明しましたが
さまざまな場面で、わかりやすい明確さというのは武器になります。
リピートにおいても、リピートする理由がわかりにくい
説明がわかりにくいとやはり患者さんは去っていきます。
あなたの整骨院では、わかりやすさを意識できていますか？
とても重要なことですので、今日からしっかり意識するようにしてくださいね。
整骨院･接骨院集客経営コンサルタント、加藤
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