整骨院開業時のテナント物件を選ぶ前に

整骨院を開業する際に、テナントを借りて開業される方が多いと思います。
整骨院開業時のテナント物件は大切なことなんで慎重に選ぶべきです

でもまずなによりも先に考えてもらいたいのが
あなたがどんな整骨院を作りたいのか?ということ

ここが決まらないと、どこで開業すべきか?
の問いに答えることはできないのです。

 

整骨院の集客はお腹をすかせた集団を探せ

マーケティング関連の本を読んだことがある人なら
一度は読んだことがあるはずです。

「お腹をすかせた集団を探せ」

つまりなにか商売を始めるときにもっとも大事なのは
このテナントの良し悪しよりも、その商品を求めている人がどこにいるのか?
これがもっとも大事なんですね。

マーケティング関連の書籍などでは
ここをリストと絡めて紹介することが多いですが
ここではややこしいので割愛します。

とにかく、なにかを売りたきゃ、
それを欲しがっている集団を探す必要があるってこと

 

あなたの整骨院では誰になにを買ってもらたいのか

あなたの整骨院では誰になにを売りたいのですか?

ここがしっかりわかってないと、
あなたの整骨院にとってのお腹をすかせた集団。
ここが見えてこないんですね。

一昔前なら、整骨院を開業するならテナント物件は路面店の1階
ターゲットは年配者。言い方は悪いですが、爺さん婆さん。

で、売っているものは、保険の効くマッサージ。

いかに爺さん婆さんを囲い込み、毎日来院させ、
なんだったら保険証も預かってしまい、
部位転がしもバンバンやって、引っ張りまくる

これが典型的な繁盛整骨院のパターンでした。

もちろん全部じゃないですよ。
でもそんなのが多かったのは事実。
ま、今でも普通にこういったのが存在しますけども

でもこれからの整骨院経営はそうはいきませんよね

そもそも繁盛するしないの問題ではなく
なんでもかんでも打撲捻挫ってのはどう考えても無理がある

だからこのブログを読んでいるあなたには
それは絶対にやってほしくない。

じゃあ、かつての画一的な、爺さん婆さんというターゲットから
離れたところをターゲットにすることも考える必要があります

もちろん年配の方をターゲットにするのが
悪いといっているわけではありません

かつての悪しき整骨院の経営モデルから導き出した
ターゲティングではダメということ

だから、まずはあなたはいったいどんな人に
どんなふうになってもらいたいのか?
ここをよーく考えてください。

 

その集団は本当にお腹をすかせているか?

誰になにを売りたいのか。
ここは決まれば、次は、じゃあそれを求めている人はどこにいるのか?です

ここでお腹をすかせた集団を探すんですね。

その際に注意すべき点は、集団が多いという部分だけ
見てしまうと、見誤る場合があるということ。

ここの物件は、ターゲット層がたくさん住む地域だ!
よし、この物件で整骨院を開業するぞ!

ではちょっと早いんですね。

なぜかというと腹をすかせていないかもしれないから
つまりライバルになる整骨院や治療院などがたくさんあれば
いくら該当する集団がいてもうまくいかない場合があるんです

書いてしまうと簡単なことなんですが
多くの整骨院開業者がここを見誤ってしまいます

だからテナントを借りるときは
ちゃんとライバルの存在も確認してください

もちろんライバルは整骨院だけとは限りません
また、整骨院だからといってみんなライバルとも限りません

そのあたりも含め、だれがいったいライバルなのか
そこをしっかり考えて、開業物件は選ぶようにしてくださいね

整骨院の開業と集客経営講座、加藤でした

 

追記

誰になにを売るかって部分に
違和感を感じる人がいるかもしれません。

整骨院なんだから、売れる商品なんて施術だけだろ
と思ってしまいがちですが、
細かく考えていけば、もう少し違ってものが見えてきます。

ここに書くと長くなるので、ここはまた別の記事にしたいと思います。

 

整骨院・接骨院集客経営コンサルタント、加藤

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