整骨院経営におすすめの本

タイトルに整骨経営と書いておりますが、具体的な方法論が書かれた本の紹介ではありません。じゃあなんで付けてん!って話ですが。。。すみません、そんなタイトルをつけたい年頃でして(^-^;

よく治療家の先生から、どんな本を読めばいい?なんて質問をされます。それに対する僕の答えは「読みたい本を読めばええんとちゃいますか」です。

うん。投げやりで申し訳ありません。

だって、わからんのだもの。僕は本をあんまり読みません。読むのが遅いってのもあるけど、とにかく月に1~2冊しか読んでません。だからそう聞かれても底が浅いので答えられないんですね。

それに、さっき書いた「読みたい本を読めばいい」ってのは本音でもあります。読みたいもの読んでなにか得られるものがあればそれでいいじゃない?って考えでございます。
んが、さすがにそれじゃあ乱暴なので、ちょいとおすすめの本をば紹介します。

 

高い自費治療を売りたい先生へ

[icon image=”finger1-r”]1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ  4倍値上げしても売れる仕組みの作り方 (SB新書)

手のひらに乗るようなサイズのガトーショコラを1個3,000円で売っている方の、体験談を元に書かれている本です。最初は1個3,000円?高っ!と思っていたのが、読んでいくうちに欲しくなりました。そして実際に買ってしまいました。

たぶんあなたもこれを読めば買ってしまうと思います。
って、それを目的とした本じゃないですよね。

 

なぜこの本がおすすめなのかというと、二つあります。

★小さな店のブランディングが具体的に書かれている

ひとつは、小さな店がいかにブランディングを構築していったのかという過程が具体的に書かれているからです。よく書籍で大企業の例をあげてつらつらと説明しているものがありますが、あれってなかなかピンとこないんですよね。

いやいや、それって大企業の話やん?ってなるんです。本当は大企業だろうが、零細企業だろうが本質的なものは同じなはずなんですが、どうしてもそういう思考回路になってしまうのが、僕たちのような凡人です。

でもこの本はそうではなく、元は普通の飲食店です。そんな店が、手のひらに乗るようなサイズのガトーショコラをなんで3,000円でバカ売れさせているのかが書かれています。これは整骨院の先生が自費治療をいかに高く売るのか?のヒントに十分成り得ます。

もちろん業種が違うので、そこは自分でアレンジする必要があります。まったく同じようにうまくいくってとこまで具体的に書かれているわけじゃないので、そこはあしからず。

 

★職人さん向きのブランディング

この本を読んでいて思ったのが、職人さんだなぁってこと。これって整骨院など治療院の先生と同じなんです。全部ではありませんが、治療家ってのは職人気質の方が多いです。

柔整師は鍼灸師などと比べると、職人気質の先生が少ない気もしますが・・
まぁ、そこはいったん置いておきましょう(^-^;

とにかく、この本を読んでいて、この本の著者の考え方は治療家でも比較的受け入れやすいんじゃないかなと感じました。っちゅうことでこの本がおすすめなんですね

 

とりあえず読んどけ!ってな本

[icon image=”finger1-r”]影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか

マーケティングが多少なりとも必要になる人で、この本を悪く言う人は聞いたことがありません。みんながみんなこぞって読んどけ!っていう本です。行動心理について書かれた本で、けっこう分厚いですが、読みやすくて純粋に面白いのでサクサク読めます。

この本を読むと、「確かに!」と、うんうんうなづきながら読んでいる自分に気づかされます。具体的な事例がたくさん掲載されているのもわかりやすい理由かなと思います。

時代も国も違うので、事例がそっくりそのまま通用しない場合もあるでしょうが、人の本質的な部分について書かれています。だから、整骨院経営していくすべての場面で応用できる、なんらかのヒントになるはずです。

 

この本は行動心理学の本だと思うので、マーケティングではないかもしれません。でもね、マーケティング関係の良い本はないですか?とよく聞かれますが、さっぱりわかりません。だってマーケティングって広すぎるじゃないですか。

例えば、マーケティングでそこそこ有名な本で、ザ・マーケティングってのあるんですね。神田さんが絶賛していたので(自分が翻訳してるし当然か)買ってみましたが、さっぱり頭に入ってこんのですわ。

僕レベルの脳ミソしか持ち合わせてない人であれば、このザ・マーケティングを読んだってなかなか頭に入ってこないような気がします。だったら、より簡単に読める影響力の武器かなと。

 

最近加藤が読んで、良かった本

[icon image=”finger1-r”]こころ

こころって、あのこころ?夏目漱石の? ⇒ はい。そうです。
えっ?いまさら?と思ったそこのあなた、いいから読んでみんしゃい。

こころぐらい昔読んだっちゅうねん!とあなたは言うかもしれません。でももう一回読んでみなさいな。昔とは感じ方が絶対に違うから。この本は若い頃と、大人になってからの2回以上読む本ですわな。

 

「経営とかマーケティングでおすすめの本はありますか?」とよく聞かれます。立場上、そういう質問にもちろんなるんでしょう。でも最初に「読みたい本を読めばいい」と書いたように、なにもジャンルを固定する必要なんてないんとちゃうの?と僕は思うのです。

ジャンルを固定してしまうと視野が狭くなりませんか?書いてあることってだいたい同じだし。

例えば、僕のような治療院系のコンサルタントのメルマガってたくさんあります。でもそこに書かれていることってどれも似たり寄ったりです。僕が書くことだって、他となんら変わりないはずです。

だからそこからばっかり情報や刺激を得ていても、考えが淀んでくるんじゃないかと僕は考えてんですね。だったら、他の違うジャンルも触れていけばいいと思うのです。

で、それが本でも同じ。整骨院経営にまったく関係のないような本でも、なんかヒントあるかもしれません。自分の考えになにか新しいものが吹き込まれるかもしれません

 

僕は30代の後半まで、流れるまま、流されるままに生きてきました。でも息子が生まれてからは、自分はどう生きたいのか?を考えるようになりました。そこから人生が楽しくなったのです、明らかに。

現在、コンサルや塾では、ほとんどの先生に最初に「やりたいこと」を考えてもらいます。なぜならここを明確にすることで、人生が豊かになると僕は信じているから。

当たり前ですが、人にはそれぞれこころがあります。で、こころの中ってそんなにキレイじゃないと思うんですね。いっぱいいろんなことが詰まってる。僕なんかぐっちょんぐっちょんのドドメ色ですわ、もう。

 

ほとんどの人間がそうだと思いますが、整骨院の先生もいろいろなこころのブロックのようなものでうまく行動できないことってあると思います。その自分のこころとどう向き合い、どう生きていくを考えることは、僕は大切だと思います。

本ってそれらを培うこのできる、コストパフォーマンスの高いツールです。だからこそ、偏らずに自分の読みたいものを読まばええんじゃないでしょうか

以上、整骨院経営なんぞほとんど関係ないような記事になりました。でも、僕の中では実はいろいろとつながっている。そんなおすすめ本紹介でした。

 

整骨院・接骨院集客経営コンサルタント、加藤

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