整骨院のホームページSEO対策について、昔はけっこうメルマガやブログで書いていました。SEO対策といっても僕は専門家ではないので、基本レベルですが。
で、何回も書いているし、たぶん他の僕のような立場の人がいくらでも書いているはずなので、多くの治療家はわかっているものだと思っていました。
んが、最近あらためていろいろな先生とお話するうちに、けっこうわかってない先生が多いな。と感じきた次第であります。というか、わかってない先生がほとんど。ということで、今日は整骨院のホームページのSEO対策について。
ちなみに僕は自分の仕事の売り上げは、ほぼすべてSEO(主にロングテールSEO)であげています。まだまだ発展途上ではありますが、治療院の集客につながるようなキーワードではかなりの割合で僕のサイト(複数あります)が顔を出します。
ものすごーくわかりやすい例でいうと、「整骨院 集客」「治療院 集客」「鍼灸院 集客」「整体院 集客」これらすべてで僕の運営するサイトが1ページ目に表示されます。(日によります)しかもほとんどが複数ランクインしています。(2015年8月の時点で)
実際のところ、これらのキーワードだけで上位表示させただけではまったくダメなんですが、ひとつの目安にはなります。そしてそんなことができているのは、治療院系のコンサルタントでは僕以外にはいません。つまり、ことSEOに関していえば、今のところ僕が実践していることがほぼ正しいということです。
※追記:2017年11月の時点では更新をサボりまくっているので、かなり順位が落ちています(*_*)
目次
グーグルやりたいことを考えればSEO対策になる
現在のSEO対策は「コンテンツイズキング」といわれています。
つまりコンテンツがなによりも大事だということ。
もちろん最低限おさえておくべきことはありますが、最終的には良質なコンテンツを提供することが、整骨院のホームページのもっとも有効なSEO対策だということです。
これまでにさまざまなSEOの裏技が存在してきました。確かに一時期はそういった裏技を駆使することで、上位表示させることが可能でした。でも、長い目でみれば、それは淘汰されていくことになります。なぜなら検索エンジン(グーグル)がそんなことを望んでいないからです。
グーグルは検索エンジンを利用してもらわないと困るんですね。なぜならそれが売り上げに直結することだから。例えば、「大阪市 整骨院」と検索して、上位にまったく関係のないサイトが並んでいたとすればどうでしょうか?
求めているサイトが見つからないわけですから、利用者としては不満になります。そんなことが続けばおそらくグーグルを使わなくなるでしょう。そうなると、グーグルはめちゃくちゃ困るんです。だって広告収入が入ってこなくなるんで。
だからグーグルは必死に良質なコンテンツを上位表示させようとします。
それが、検索する人にとって利益になり、グーグルにとっても利益になるからです。
SEO対策に有効な良質なコンテンツとは
ではその良質なコンテンツとはなにか?を考えていきます。結論をいうと、検索した人に有益な情報が書かれているかどうかです。じゃあ、どんなものが有益なのかというと、完全な正解はありませんが、いくつか正解らしきものは推測されています。
- オリジナルの記事である
- コンテンツ量が多い
- 更新頻度が高い
- 他サイトから被リンクを受けている
- 専門性が高い
- 信頼のおける人物が書いている
などが検索順位に影響を与えているといわれています。
オリジナルの記事
どこかのサイトからコピーしてきただけのものでは評価されないということ。まとめサイトなど一部例外はありますが、基本的にはコピペしまくったサイトではSEO的な評価は得られないといわれています。
これは検索したときに、まったく同じ内容のサイトがずらずらと並んでいたときのことを考えればわかります。コピーしただけのような記事がオリジナルの記事と同じ評価を受けてしまうと、似たような記事ばかり上位に並んでまう可能性がでてきます。
そんな事態になれば、さまざな角度から情報を得たいと思っている検索者にとって有益とはいえません。だから、評価を受けるにはオリジナル性が求められるのです。
整骨院のホームページでも、たまに症状の説明などで他サイトからコピーしてきたようなものをたくさん掲載しているところがあります。
これは少しぐらいであればそこまで心配することではないのかもしれませんが、基本的にはそういったことはしないことをおすすめします。仮にコピーするのであれば、しっかり引用タグを使って引用元を明記することが必要です。
コンテンツ量が多い
コンテンツ量が多ければそれだけで評価が得られるわけではありません。でもコンテンツ量が少ない(情報量が少ない)ことは、検索者にとってはマイナスと言えます。なぜなら普通は良質な情報を伝えるためには、少ないコンテンツでは難しいからです。
整骨院のホームページでも、特に都市部で集客につながるアクセスを幅広く集めようとすると、ある程度のコンテンツ量がないとかなり苦しいと考えていいです。
ただし、コンテンツ量を増やす場合でも、やみくもに関係ないページを増やしても効果がありません。効果がないだけでなく、場合によっては狙ったキーワードでのSEO対策にマイナスの場合すらあります。
例えば、整骨院のホームページなのに、ラーメンに関する記事がたくさんあったとしても意味がないのです。さすがにそんなことは誰もしないだろうと思うかもしれませんが、ホームページの下層につけているブログなどでそういったことをしてしまう院もけっこうあります。
更新頻度が高い
更新頻度もSEOには影響を与えるといわれています。これは逆算で考えるとわかりやすいかもしれません。
ホームページで得られるのは情報です。では、5年前の情報をそのまま掲載しているのと、随時新しい情報を更新しているのでは、どちらが優良でしょうか?
普通に考えれば、更新されている情報のほうが優良だと考えることができます。
ということもあって、更新頻度の高いサイトのほうが、SEO的にも有利であることが多いのです。実際に整骨院のホームページでも、更新せずにほったらかしにしていると、検索順位が下がることがよくあります。
他サイトからリンクを受けている
他のサイトにあなたの整骨院のリンクを貼ってもらうことを被リンクといいます。この被リンクの質と量がそのサイトの評価につながると言われています。
こんな感じに ⇒ 整体院や鍼灸院の集客を学べるサイトです
※2015年8月時点での話です。今後は被リンクに加えて、オーサランク(誰が書いているのか)も重要視されるようになると言われています。
※被リンクの要素がなくなるわけではありません
この被リンクは言ってみれば、他の人から推薦されているわけです。つまり人から評価されているサイトは良質なサイトなはず。といった意味でSEO的にも価値があるんですね。
ただし、普通の整骨院のホームページで、自然発生的に被リンクを増やすことはかなり難しいです。ある程度の対策をしておけば、ここはそこまで力を入れなくてもいいと僕は考えています。
間違っても訳のわからないSEO業者に依頼するのはやめましょう。なぜなら、被リンクは数さえあればいいというものではありません。その質も重要だからです。場合によっては被リンクされたことでSEO的な評価を下げる場合もあります。
すべてを調べたわけではありませんので、断言はできませんが、SEO業者にはかなり胡散臭い業者が多数存在します。安易に電話営業などに乗るのはとても危険ですので、そこは注意してくださいね。
専門性が高い
専門性が高ければそれだけでいいというわけではありませんが、専門特化したサイトのほうが評価を受けやすい傾向にあります。
例えば、整骨院の多くは鍼灸院も兼ねて、鍼灸整骨院としているところがあります。(法的な問題は一旦無視してくださいね)この場合、ホームページも●●整骨鍼灸院といった感じにするはずです。
グーグルは整骨院と鍼灸院が関連あるものという認識はあります。でも、少し違うということもわかっています。となると、一つのホームページに二つの少し異なった情報が混在しているとみなされるのです。
なので、整骨院だけ、鍼灸院だけといったホームページと比べると、専門性といった面では劣る可能性があるということ。あくまで可能性というだけで、しっかり一元化できていれば逆にプラスになる可能性もありますので、そこは考慮に入れてください。
ここはとても難しいところです。いかにメインテーマに関連した情報をしっかり伝えていくことがカギになると僕は考えています。
信頼のおける人物が書いている
これについては、2014年あたりからいろいろと話が出てくるようになりました。どうやら、グーグルがこれからオーサランクと呼ばれる、誰が書いた記事なのか?を重要していくと言われているのです。
例えば、僕が「バッティングの基本」という記事を書いた場合と、イチローが「バッティングの基本」という記事を書いた場合、どちらが求められている良質な記事でしょうか?ほぼ間違いなくイチローのほうです。
同じように頭痛に関する記事を書いた場合、八百屋のオジサンが書いた場合と医療関係者や研究機関が書いた場合ではやはり質の面で違いが生じます。このように、誰が書いているのか?をグーグル様が判断してそれをSEOに反映させる方向に進んでいくそうです。
なぜそんなことになるのかというと、操作できない(しにくい)からです。現にSEO業者が多数存在し、検索結果を人為的に操作しようとしています。でもこれはグーグルとしてやってほしくないんですね。
だからより操作がしにくい要素が入ったことでランク付けしていく流れになっていくようなのです。
ただし、これを書いている2015年現在では、誰が書いているという「オーサランク」はそれほどSEOに反映されていないように感じます。しかし今後はこの流れになっていくだろうと僕も考えています。
以上が整骨院のホームページSEO対策の基本的な考えになります。
基本はわかった。じゃあ具体的にどうすんのよ?って話も気になると思います。
ちょいと長くなったので、それについてはまた別の記事でいずれお伝えします。
整骨院・接骨院集客経営コンサルタント、加藤
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